アメリカのトランプ前大統領は17日、フェイスブックにおよそ2年ぶりに投稿しました。

トランプ氏のフェイスブックのアカウントは、2021年の議事堂占拠事件をめぐる投稿などを理由に凍結されていましたが、先月、凍結が解除されていました。

トランプ氏は17日、アカウント復活後、初めて「戻ってきたぞ」と投稿しました。

あわせて2016年の大統領選挙で勝利した際の「お待たせして申し訳ない」などと語る自身の演説も投稿しました。

トランプ氏としては、立候補を表明している来年の大統領選に向け、発信力と資金集めを強化する狙いがあるとみられます。

トランプ氏はこれまでフェイスブックに自身の広告を出すことで多くの献金を集めていたと指摘されていて、アメリカメディアは「重要な資金調達のツールが回復した」「共和党の候補者選びでトランプ氏が有利になる可能性がある」などと指摘しています。