ウクライナ東部の激戦地、バフムト近郊の街で14日、集合住宅にロシア軍のミサイルが直撃し、2歳の子どもを含む9人が死亡しました。

ロイター通信によりますと、東部ドネツク州のスロビャンシクで14日、ロシア軍のミサイルが複数の集合住宅などを直撃し、これまでに、2歳の子どもを含む少なくとも9人が死亡、21人がケガをしたということです。映像からは、集合住宅の一部が完全に破壊され、がれきが散乱する中、消防などによる捜索活動が行われているのが確認できます。

ゼレンスキー大統領「テロリストによるあらたな攻撃だ。この1週間、ロシアによる殺人とテロがない時間は1時間もなかった」

スロビャンシクは、激戦地となっている要衝・バフムトから北西およそ30キロに位置し、ドネツク州知事によりますと、ミサイルが被弾したのは少なくとも7か所にのぼるということです。