アメリカのトランプ前大統領が11月の大統領選挙で再選した場合に起業家のイーロン・マスク氏を政策の助言役に起用することを検討しているとアメリカメディアが報じました。

ウォールストリート・ジャーナルによりますと、トランプ前大統領が大統領に返り咲いた場合に起業家のマスク氏を助言役に起用し国境警備や経済関連の政策について、マスク氏の意見に影響力を与える方法を本人を交えて協議しました。

ただ、マスク氏の助言役としての役割は定まっておらず、実現しない可能性もあるとしています。

かつてはお互いを批判するなど険悪な関係でしたがここ数か月で、関係は改善し、電話で連絡を取り合いマスク氏が手がける電気自動車やSNSなどの事業について意見交換をしているということです。

マスク氏はトランプ氏の支持を表明はしていませんが、バイデン政権への批判を強めています。