プーチン露大統領、大統領選改正法に署名 投票所取材に新たな制限を導入
ロシアのプーチン大統領は14日、来年3月に予定される大統領選挙に関する改正法に署名しました。投票所での取材に新たな制限を導入する内容も含まれています。
ロシアメディアによりますと、プーチン大統領が署名した大統領選挙の改正法には、投票所での撮影に関する規定などが明記されました。
具体的には、選挙管理委員会を取材できるのは、登録されたメディアの正規雇用記者に限るほか、軍施設にある投票所での撮影は、フリージャーナリストには認めないことなどが含まれています。
具体的な運用については明らかにされていませんが、独立系メディアのザ・モスクワタイムズは「不正選挙の事例記録が、より困難になっている」と指摘しています。
プーチン大統領自身はまだ立候補を表明していませんが、通算5選出馬は確実とみられています。