イギリス王室公開のキャサリン妃の写真で加工? 通信社が配信“取り消し”に
AP通信は、イギリス王室が10日に公開したキャサリン妃と3人の子どもたちの写真について、「写真が加工されている」として配信を取り消したことを明らかにしました。いったいなぜでしょうか…?
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写真には、いすに座り、にこやかな笑顔でほほえむイギリス王室のキャサリン妃の姿が写っています。両脇にはシャーロット王女とルイ王子が。後ろからはジョージ王子が抱きつくなど仲むつまじい様子がおさめられています。
これは今月10日の「母の日」に合わせて、イギリス王室が、ウィリアム皇太子が撮影したものとして公開した写真です。
しかし突然、AP通信がこの写真の配信を取り消しました。その後、ロイター通信なども相次いで配信を取り消しました。その理由は、写真になんらかの加工がほどこされた可能性があるというのです。
AP通信
「社の基準に合わない方法で画像が加工されているようだ」
指摘されたのは、シャーロット王女の左手の位置です。実際にその部分を確認すると、カーディガンの袖の一部分が欠け、そのことで腕の位置がずれているようにも見えます。
いったいなぜ――。イギリス王室側はコメントを出していません。
キャサリン妃は、今年1月に腹部の手術を受けて以降、静養のため公務を取りやめていました。この写真は、手術後初めて公にされたものでした。健康状態への懸念を含めて臆測を呼びそうです。