台風11号が上陸 韓国で死者1人、行方不明2人
6日朝に台風11号が通過した韓国では、浸水被害が相次ぎ、1人が死亡、2人が行方不明となっています。
韓国の気象庁によりますと、台風11号は6日午前5時前に韓国南東部の巨済に上陸し、釜山などを通過したあと、午前7時すぎに日本海へと抜けました。
釜山では満潮と重なり、波が堤防を越え市街地に流れ込みました。浦項では避難中に急流に巻き込まれ1人が死亡、このほかに全国で2人が行方不明となっています。
首都のソウルでも中心部を流れる川の水位が上昇し、周辺の公園などが浸水しました。道路も冠水したため、ソウル市内の幹線道路の一部区間が通行止めになるなど交通への影響も出ています。
釜山や済州を中心に、この日は大部分の学校が休校やオンライン授業に切り替える対応を行っています。