韓国の情報機関は、北朝鮮による軍事偵察衛星の3回目の打ち上げの準備が最終段階にあり、ロシアからの技術支援で成功の可能性が高くなるとの分析を示しました。

報告を受けた韓国の国会議員によりますと国家情報院は、北朝鮮が軍事偵察衛星の打ち上げに向けて、エンジンや発射装置の点検など詰めの準備に取り組んでいると分析しているということです。

北朝鮮は今年5月と8月に衛星の打ち上げに失敗していますが、次はロシアからの技術支援によって成功確率が高まる可能性があると予測しているということです。

また、北朝鮮がロシアに対して、ウクライナ侵攻を支援するため100万発以上の砲弾を提供していて、ロシアの需要に合わせ、軍需工場をフル稼働しているとみています。

また、イスラエル軍とイスラム組織「ハマス」の軍事衝突については、金正恩総書記がパレスチナ側を包括的に支援する案を検討するよう指示したとの情報があるということです。