ロシアによるウクライナ侵攻を受け、アメリカやEU（＝ヨーロッパ連合）などは、「スイフト」と呼ばれる世界の銀行決済システムからロシアを排除することで合意したと発表しました。

アメリカやイギリス・EUなどは26日、国際金融取引に使われる世界の銀行決済システム「スイフト」から特定のロシアの銀行を数日以内に排除すると発表しました。

指定された銀行は国際金融システムから切り離されることとなり、国をまたいだ資金決済ができなくなるため、ロシア経済にとって大きな打撃になるとみられています。

共同声明では、「ロシアの責任を追及し、この戦争がプーチン大統領にとって戦略的失敗となるよう一丸となって取り組む」とした上で、今後も「さらなる措置をとる用意がある」と付け加えています。