黒海沿岸で天気大荒れ クリミア半島で自治体が“臨時休業” 船が座礁も
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黒海沿岸では26日から大荒れの天気となっていて、クリミア半島では地元自治体が、27日を急きょ「休業日」としたほか、黒海沿岸では座礁する船が出ています。
ロシア国営メディアによりますと、黒海沿岸では26日から毎秒40メートルの暴風雨が吹き荒れ、海から巨大な波が押し寄せているということです。この影響で、ロシアが実効支配するクリミア半島では広い範囲で浸水や停電が発生し、地元自治体は急きょ、27日を「休業日」にしました。
これまでに、海の様子を見に出かけた1人が死亡したほか、セバストポリの水族館では浸水によって500匹以上の海洋動物が死んだということです。
また地元海運当局によりますと、黒海北岸のアナパでは、エジプトに大麦を運ぶ貨物船が強風にあおられて座礁したということです。
ウクライナのゼレンスキー大統領も26日、「かなりの地域が、非常に厳しい気象条件に直面している」と警戒を呼び掛けていました。