プーチン氏“強い国家を目指す”自らへ大統領選での支援訴え 与党党大会で演説
来年3月のロシア大統領選挙に立候補を表明したプーチン大統領は、17日、与党の党大会で演説し、強い国家を目指す自らへの支援を訴えました。
プーチン大統領「ロシアは主権を持ち、自ら豊かになれる国になるか、そうではないかのどちらか」
プーチン大統領は17日、与党「統一ロシア」の党大会で演説し、ロシアの現状について、自ら豊かになれるかそうではないかの瀬戸際にあると危機感を強調しました。
その上で、「ロシアは外部からの干渉を受けない」として、西側の影響を受けない国家を目指す考えを説明し、来年3月に行われる大統領選挙で支援を訴えました。
これに先立ち、与党「統一ロシア」は、無所属で立候補するプーチン大統領を「支持」することを決めました。
また、プーチン大統領は先週、議会下院の4野党の党首を呼んで会談していて、その場で、野党の「公正ロシア」がプーチン支持を表明しました。ほかの3野党もウクライナ侵攻に反対していません。
プーチン大統領の再選は確実とみられています。