新型ステルス機を初公開 中国最大の航空ショー開幕
中国最大の航空ショーが南部・広東省で開幕しました。中国軍の最新鋭の戦闘機が初めて一般公開されていて、軍事力の強化を誇示する狙いがあるとみられます。
中国・広東省で開幕した中国最大の航空ショーには、世界47の国と地域から1000社以上が参加しています。
ことしは中国空軍で2機種目となる新型ステルス戦闘機「殲35A」が初めて一般公開されました。中国国営メディアは「アメリカに続き中国は2機種のステルス戦闘機を持つ国になった」と報じています。また、中国と連携を深めるロシアの最新鋭の戦闘機も初めて参加しています。
中国は軍事の「智能化」を掲げ無人機の開発を進めていて、台湾や日本の周辺でもたびたび確認されている大型無人機「双尾蝎」など多様な機種が展示されています。
中国軍は、台湾周辺で軍事演習を繰り返すなど活動を活発化させており、最新鋭の戦力の展示により軍事力強化を誇示する狙いがあるとみられます。