ウクライナに供与のF16戦闘機が墜落 パイロット死亡
ウクライナに供与されたアメリカ製のF16戦闘機がロシア軍との戦闘中に墜落し、パイロットが死亡しました。ウクライナ軍がF16戦闘機を失うのは初めてです。
アメリカメディアによりますと、ウクライナに供与されたアメリカ製のF16戦闘機1機が26日、ロシア軍による大規模攻撃への対応中に墜落し、パイロットが死亡しました。
F16は先月末に供与され、ウクライナ軍が今週から戦闘で運用し始めたばかりで、墜落したのは初めてです。
墜落の原因についてアメリカメディアは政府高官の話として、ロシア軍の攻撃によるものではないとしたうえで、操縦の経験が少ないパイロットを戦闘に送り込む危険性を指摘しています。
通常、F16の操縦には数年間の訓練を受ける必要があるということですが、死亡したパイロットが訓練を始めたのは去年の秋で、半年で訓練を終了していたということです。