米・ハリス副大統領 ロシアがウクライナ侵攻なら「経済制裁で厳しい結果」と警告
国際会議出席のため、ドイツを訪れているアメリカのハリス副大統領は18日、ロシアがウクライナに侵攻すれば、「経済制裁で確実に厳しい結果がもたらされる」と強く警告しました。
ハリス氏は、ミュンヘン安全保障会議への出席に合わせ、NATO(=北大西洋条約機構)のストルテンベルグ事務総長と会談しました。
ハリス副大統領「もしロシアが侵攻すれば、経済制裁で確実に厳しい結果がもたらされる」
両者は、アメリカとNATOが引き続き、ロシアと対話する用意があることや、ロシアによるウクライナ侵攻の可能性に対応するため、抑止力や集団防衛を強化することなども確認しました。
一方、OSCE(=ヨーロッパ安保協力機構)のアメリカのカーペンター大使は18日、会合の中で、「ロシアは16万9000人から19万人の兵士をウクライナ周辺に集めている」と指摘しました。
先月30日時点のおよそ10万人から大幅に増員されていると分析し、「第二次世界大戦以降、ヨーロッパ最大の軍事力の動員だ」としています。