緊迫のウクライナ 首都・キエフの市民は今…現地取材
ロシアによる軍事侵攻の懸念が高まる中、ウクライナの首都・キエフを取材しました。
アメリカが、ロシア軍の攻撃について、「首都・キエフも標的に含まれる」と指摘する中、街では18日、平穏な光景が見られました。
市民「2014年(クリミア併合や東部の紛争激化)から準備しているので、恐れる理由はありません。私は冷静です」
一方、すでに国外などに避難した人がいる中、避難できない人もいます。
キエフ郊外に住む女性「ロシアは怖いですが、逃げようにも逃げられない。私には糖尿病やまひがあって、歩くこともあまりできません」「息子には精神的な障害があります。彼はここに土地勘があります。場所が変わると、生きていけないのです」
アメリカとロシアの情報戦が激化する中、ウクライナ国民には、様々な思いが交錯しています。