“ハマス人質”の家族ら都内で会見 解放に向けた支援訴え
パレスチナ自治区ガザ地区でイスラム組織ハマスに拘束されているイスラエル人の家族らが12日、都内で会見し、解放に向けた日本の支援を訴えました。
めいが拘束されているゼカリヤさん「人質が帰れるように皆さんも叫んでください。我々だけの物語ではないんです。人類全体の物語なんです」
息子が拘束されているオヘルさん「母としてありとあらゆる手立てを尽くして息子を助けたい。世界の皆さんにも支援してほしい」
12日、日本記者クラブで会見を行ったのは、ハマスに人質として拘束されているイスラエル人の家族らです。
人質の一部は解放されたものの、いまだ130人以上が拘束されている中、イスラエル政府は国際世論に訴えかけるため、各国に人質家族らを派遣しています。
娘が人質となっている男性は、「ハマスとの対話で人質の解放につなげてほしい」と述べたうえで、日本政府に対し、関係各国への働きかけを訴えました。