アメリカ 映画・テレビ脚本家ら15年ぶりストライキ 長引けば映画公開などへ影響も
アメリカで映画やテレビの脚本家らが2日、賃上げなどを求め15年ぶりとなるストライキを始めました。長引けば映画の公開時期などにも影響を及ぼす懸念も出ています。
ストライキは、アメリカの脚本家らが加盟する全米脚本家組合が賃上げや待遇の改善を求め行っているものです。組合は声明で、ネットフリックスやアマゾン、ウォルト・ディズニーなどと6週間にわたり交渉を行ってきたが、「制作会社側の対応は、脚本家が直面する危機を考えると全く不十分だった」としています。
脚本家「ストリーミング配信になって、脚本家の利益配分がテレビに比べ激減しました」
脚本家「制作会社が公正な約束をするまで、私たちはここで抗議を続けます」
2007年にストが行われた際には100日続いていて、現地メディアは今回のストについて、「数週間から数か月続く可能性があり、影響はエンターテインメント業界に依存する地元経済にも波及する」と指摘しています。