北方領土・色丹島の旅行会社がロシア極東のウラジオストクから小樽への定期船の運航を開始し13日朝、第1便が北海道・小樽港に入港しました。

色丹島に本社登録があるロシアの旅行会社「ボストークツアー」の旅客船が午前9時ごろ、小樽港に入港しました。

ボストークツアーは先月、石川県七尾市への定期船を就航させましたが、日本側で否定的な見方が広がったため、急きょ、目的地を小樽に変更しました。

港ではロシア人とみられる乗客が荷物を抱えて下船する様子も見られました。

ボストークツアーはウラジオストクと小樽を結ぶ定期船を12月まで週1回、合計6往復運航する計画で、次の便は11月20日に小樽港に到着する予定です。