【挑戦】何度も試行錯誤を重ね…若手パティシエが“日本最大級”スイーツ大会で優勝を目指す『every.特集』
年に一度の日本最大級のスイーツコンクールが始まろうとしていた。若手からベテランまで全国1500人以上のパティシエが腕を競う場である。そのコンクールに挑戦する2人の若きパティシエの闘いに密着。
都内のスイーツ店に勤める入社6年目の関口さん。今回が初のチャレンジだ。コンクールに挑む先輩の姿を間近で見て「自分も作りたいな」と思ったという。関口さんは14あるカテゴリーの中で、ホールケーキの部門に挑戦する。考えていたのはパイナップルをベースに味の層を重ね、周りをチョコレートでコーティングしたケーキ。3か月かけて試行錯誤を重ねてきた作品だ。
一方、同じ店には別の部門に挑戦する女性パティシエもいた。入社5年目の山口さんは、飴細工の部門。色とりどりの飴を組み合わせて作る、いわば「見るスイーツ」でもある。熱い飴を扱うので山口さんの手はやけどが絶えない。 2人は夜、仕事が終わった厨房で準備を続けていたが、お互い中々うまくいかない。
パティシエのトップ、サントスさんはフランス出身。自らも多くのコンクールで優勝した実力者である。コンクールの結果でキャリアが変わる――サントスさんは身をもってそのことを感じてきた。だからお店のパティシエがコンクールに挑戦することを後押ししているのである。
本番まで1か月迫ったころ。ホールケーキ部門にチャレンジする関口さんはサントスさんに初めての味見をしてもらった。そこでサントスさんからは勝負の行方を左右する指摘が飛び出す。一方、飴細工に挑む山口さんは、試作品を先輩に見てもらうのだが、そこで厳しいダメ出しを受けてしまった。そしてコンクール当日。2人は完成した作品で闘いに挑む。果たして結果は――。
※詳しくは動画をご覧ください。(2024年3月6日放送「news every.」より)