×

遊び・学び・働くを越えて“新時代の学びの形を届ける”SOZOW代表に、デジタルを用いた学びの機会について教えて貰う

2024年5月22日 10:13
遊び・学び・働くを越えて“新時代の学びの形を届ける”SOZOW代表に、デジタルを用いた学びの機会について教えて貰う

今回のゲストは、SOZOW株式会社・代表取締役の小助川 将さん。メタバース空間で子供達が交流し、学びや習い事の機会に触れることが出来るSOZOWの取り組みに“1分間で社会を知る動画”を掲げる「RICE MEDIA」のトムさんが迫りました。

様々な学びの形を自分たちで作るSOZOW

小助川さん「新時代の学びを届けるスタートアップです。

コンセプトとして『1人1人の持っている好奇心や、好きを学びにしていき、そこから1歩を踏み出して、自分で未来を作っていける』ことを届ける事業を展開しております。

子供達は全国各地からSOZOWのメタバース空間に集まるという形で学びます。

朝10時にメタバースキャンパスに集まってきたら、午前中は自分でメタバースキャンパスで教材を開いて勉強をやっていきます。

午後の部では本当にいろいろな(学びにつながる)ライブ配信があります。

好きなもので仲間と繋がることが可能です。いろんなグループ活動、探究活動を進めるような時間もあったりします。

小学校4年生から中学校3年生までで、約600名が通っています」

トムさん「オンラインで自分で教材を開いて勉強するということなのですが、ここにも何か工夫があるのでしょうか?」

小助川さん「実は5教科の勉強には“エドテック教材”を使っています。教育×IT(=エドテック)で自社で用意した独自のコンテンツを提供しています。

アニメで学んだり、動画で学んだりインプット型の学びで、どういう知識を増やしていくのかは子供達がセレクト出来るようになっています」

学校の代わり、塾の代わりデジタルで広がる可能性

小助川さん「SOZOWスクールは平日の昼に行っています。学校の学びが合わない人達向けにサービスを提供しています。

近所の学校に在籍しながら、学びはSOZOWスクールで行うという位置づけになり、卒業認定を取ることも可能です。

子供達の好奇心を引き出すために、特に午後のブロックでは大きく2つの工夫をしています。

1つめがアウトプットから学ぶということです。従来の学校では先生から教えて貰うインプット型の学習が基本になっています。

SOZOWスクールでは、自分からアイデアや意見を出すアウトプットをすごく大切にしています。

誰かの作品とかにコメントするとか、自分でも作品を作ってみるというアウトプットを通じて、自分が他者からどういう人間か認知されますし、周りからのフィードバックや反応を貰うことが出来るためです。

そうすると、『次はこうしてみよう!』とやはり次に繋がる経験、学習サイクルが回っていきます。

2つめに大切にしているのが、正解・不正解のある問題や問いをあまり出さないようにしていることです。

『失敗は悪いことじゃないよ、失敗は次につながる成功のもとだよ』と学んで貰うことが、すごく大事だからです。

おすすめ
24時間ライブ配信中
日テレNEWS24 24時間ライブ配信中
logo

24時間ライブ配信中