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環境保全がビジネスに...いきものと触れ合いながら環境に貢献できるアプリを開発!!生物多様性の保全を社会の当然にする

2024年5月10日 12:12
環境保全がビジネスに...いきものと触れ合いながら環境に貢献できるアプリを開発!!生物多様性の保全を社会の当然にする

今回のゲストは、いきものと触れ合いながら環境に貢献できるアプリを開発している株式会社バイオーム代表取締役の藤木 庄五郎さんの取り組みを“1分間で社会を知る動画”を掲げる「RICE MEDIA」のトムさんが迫りました。

使われるほど精度が上がる生物アプリ“Biome(バイオーム)”

藤木さん「Biome(バイオーム)は、いきものコレクションアプリです。ユーザーは生き物を見つけたらアプリで撮影することが出来ます。

撮影された写真はAIにより解析され、ユーザーが提案された候補から生き物を選びます。登録すると、レベルアップに必要な経験値などがたまっていきます。

AI機能で生き物の判定が上手くいかないときには、ユーザー同士で生き物の正体についてコミュニケーションをとることができる機能もあります」

トムさん「Biomeを通じていわゆる“新種”が見つかるみたいなこともありますか?」

藤木さん「例えば中国地方に生息していることが初めて確認された生物の情報などが見つかることがあります。

こういった情報は、論文などにも使われていたりして学術的に意味のある情報がみつかっています。Biomeを通じて、誰でも科学に挑戦できる機会になっているかなと思っています。

Biome公式とか、いろんなコラボという形で“生き物クエスト”というのをすごく頻繁に出しています。

ミッションみたいなものが出てくるんです。例えば、ヒアリを見つけようみたいなクエストにみんなでチャレンジして、見つけて写真を撮って投稿したら、クエストクリアとなります。

外来生物で悪さをしているような生き物とかをみんなで見つけていくことができます。ユーザーは集めた写真をデータ化していくことを楽しみながら、ゲーム感覚でチャレンジできるんです。

集めたデータは、バイオームから自治体に外来種データとして提供させていただき、自治体は駆除に乗り出すこともできます。

最近私が見つけてテンションが上がった生物は、オオサンショウウオです。

オオサンショウウオみたいな希少な生物については、自動的に生息分布地が非公開になるように配慮されています。

投稿によって発生する密漁リスクがないので、見つけたら安心して投稿してもらいたいです」

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生物多様性の保護が、どうやってビジネスに?
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