“ストッキングだんご”に“軍手ぞうきん” 梅雨の時期必見!プロが教える梅雨のカビ対策
梅雨の時期にやっかいなカビ。放っておくと、体調を悪くしてしまう可能性があります。そんな困り事を解決するために、石川みなみアナウンサーがお掃除のプロからカビ対策を教えてもらいました。
これからの季節に大活躍するエアコンと浴室のカビ対策を教えてもらうのは、家事代行の大手ベアーズの飯塚奈々さんです。
まずはエアコンのカビ対策から。カビの原因となるほこりは、フィルターについていますが、“あるもの”を使うと簡単にとれると言います。そこで飯塚さんが取り出したのは、使わなくなったストッキングと靴下を丸めたその名も“ストッキングだんご”。実際に使ってみると・・・
石川みなみアナウンサー
「あ!簡単!全然力入れてないですよ」
ベアーズ 教育担当教官 飯塚奈々さん
「気持ちいいですよね」
石川みなみアナウンサー
「気持ちいい!」
フィルターに当てて軽くこすると、静電気の力でぽろぽろと、ほこりが取れていきました。ほこりが取れたフィルターは、水洗いでゴシゴシと掃除をしてあげて、しっかり乾かしてからエアコンに戻すのが大事だということです。
もう一つエアコン掃除で活躍するアイテムが、軍手とゴム手袋。
ゴム手袋を付けた手の上から、さらに軍手を装着してできたのが“軍手ぞうきん”というアイテムです。送風口の部分はカビの原因であるほこりがたまりやすい。そこで軍手ぞうきんを使って直接ほこりを取ることできれいになるんです。
石川みなみアナウンサー
「細かいほこりがさっと取れましたすごい!かなり汚れが取れました」
フィルター掃除は1か月に1回。送風口は1週間に1回を目安に掃除を行うと、カビ対策になるそうです。
続いて、カビが発生しやすい浴室。
お風呂上がりは、シャワーの2度がけが、カビの発生を抑えるポイントだといいます。1度目は、温かいシャワーで、カビの大好物である皮脂汚れなどを流して、2度目は、冷たいシャワーをかけることで温度が下がり、カビが発生しにくい状況を作れるそうです。
さらに、シャワーホースにも要注意。ホースが、ぬれた床や壁などに接触していると、カビの発生源になってしまうので、離しておきましょう。
石川みなみアナウンサー
「他にカビ対策で気をつけた方がいい場所ってありますか?」
ベアーズ 教育担当教官 飯塚奈々さん
「いま下の方を見ていた目線を上に上げていただくと・・・実は天井がカビ対策で大事なポイントなのです」
天井を掃除していないと、天井の水滴にカビが混ざってしまい、天井から落ちることで、カビが浴室全体に拡がってしまうそうです。
そのカビを、落とさないための天井掃除に役立つのが、タオルとフローリングワイパーです。ぬれたタオルを取り付けて天井を週に1回拭くだけでカビ対策になると言います。
石川みなみアナウンサー
「これだとしっかり奥まで届いて手前に引くだけで水気も拭き取れますねこれは簡単ですね」
みなさんも家のカビ対策、見直してみませんか?