絶滅危惧種「スナドリネコ」の赤ちゃん誕生 前足に“水かき”が
三重県にある鳥羽水族館で撮影されたのは、すやすやと眠る赤ちゃんネコ。誕生から4日目です。2匹はオスの兄弟で、ミルクをゴクゴクと飲んでいます。
何とも愛くるしい2匹。実は、東南アジアなどに生息する絶滅危惧種の「スナドリネコ」なんです。
鳥羽水族館 飼育研究部部長・三谷伸也さん
「スナドリネコっていう非常に個体数が減ってきてる種類になります」
特徴は――
鳥羽水族館 飼育研究部部長・三谷伸也さん
「魚を捕まえるのが得意なネコ。英名もフィッシングキャットといいまして」
前足をみてみると、「水かき」がついていることが分かります。
繁殖が難しいため、日本でも飼育している施設はほんのわずかです。鳥羽水族館でも、3回目の挑戦でようやく赤ちゃんが誕生したといいます。
鳥羽水族館 飼育研究部部長・三谷伸也さん
「まだまだ感染症とか気の抜けない状況が続いております」
名前はまだついておらず、今後、公募するか検討していくということです。