日本最後の空襲のひとつと言われる土崎空襲から、14日で79年です。

秋田市の土崎地区では、犠牲者を追悼する式典が行われ、参列者が平和への誓いを新たにしました。

式典には、遺族や地元の小中学生など約80人が参列しました。

79年前の8月14日、終戦前夜に始まった土崎空襲では、翌日の未明にかけて1万2000発あまりの爆弾が落とされ、250人以上が犠牲になりました。

土崎港被爆市民会議　伊藤紀久夫 会長
「私たちの今の暮らしは、無念にも亡くなられたひとりひとりの尊い犠牲の礎の元に復興してきたことも、忘れてはならないことだと思います」

土崎空襲から79年。

遺族の高齢化が進む中、戦争の記憶を次の世代にどう引き継いでいくのかが大きな課題となっています。

参列者は犠牲者を悼み、平和への誓いを新たにしました。