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秋田県の佐竹知事 最後の年頭あいさつで決意を述べる 今年の漢字に選んだのは…?

2025年1月6日 18:19
秋田県の佐竹知事 最後の年頭あいさつで決意を述べる 今年の漢字に選んだのは…?

官公庁は6日が仕事始めです。

この春の任期満了で退任する意向の佐竹知事は、年頭のあいさつで、職員に対し「残り少ない期間、悔いのないようにしたい」と述べました。

また、今年最初の記者会見では、恒例となっている今年の漢字に空が雲で覆われた状態を表す『曇』を選びました。

佐竹知事
「私がこの場で年頭のあいさつをするのは、今回が最後になります。 まずは残り少ない期間ではありますが、みなさんと共にしっかり仕事をし、次の代に悔いのないように引き継ぎたいと思いますので、よろしくお願いします」

いまの任期が4月19日までの佐竹知事は、県庁で幹部職員など約300人を前に、最後となる年頭のあいさつを行いました。

来月から県議会で審議される県の新年度の当初予算案は、県知事選挙を控え、継続事業などが中心の骨格予算になる見通しです。

佐竹知事
「県政の停滞は一時もあってはならず」
「今年はいろんなことが起きると思います。まずは事の本質をしっかり見極め、骨格予算ではありますが、スピーディーに取り組むべきものについては、次の知事の判断次第ですぐに執行可能な概括的な予算プランを付加して おくことにしたいと思います」

また、今年最初の記者会見では、恒例となっている今年の漢字を披露しました。

佐竹知事
「曇です」
「新年ということで明るい希望のある字を書きたいと思ったけども、非常に今年は国内外とも様々な出来事があるんじゃないかと」
「雲を突き破って上に行きますと、青い青空が見えます。これを見ようとする勇気、あるいは発想の転換、これが一番いま必要かなという」

佐竹知事は、今月20日に再び就任するアメリカのトランプ次期大統領などを念頭に「今年は国の内外で様々な変化が生じるが、現段階で見通すことは難しい」とした上で、日本経済、そして行政機関も発想の転換が必要だと述べました。

最終更新日:2025年1月6日 18:27
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