インフル・コロナとも感染確認は減少傾向も…コロナは依然集団発生多発 インフルは昨シーズン3月に拡大の波があったので注意を呼びかけ
県の最新のまとめで県内の新型コロナウイルスの感染者の数は前の週からわずかに減り、インフルエンザの患者は4割近く減りました。
ただ、県は「新型コロナは依然として集団発生が多く、インフルエンザは昨シーズン、3月にも感染拡大の波が来たため、引き続き対策を心がけてほしい」と呼びかけています。
県のまとめによりますと、今月16日までの1週間で、県が定点としている52の医療機関で確認された新型コロナウイルスの感染者は県全体で264人でした。
前の週から24人、率にして8%減っています。10人以上の感染が確認されるなどの集団発生は高齢者施設を中心に8か所から報告がありました。
インフルエンザの患者は県全体で114人で、前の週から73人、率にして39%減っています。流行への備えや対策を促す、警報と注意報が出されている地域は、なくなりました。
ただ県は、「インフルエンザは昨シーズン、3月にも感染拡大の波が来たため、今が収束してきている状態とは言いきれない。新型コロナの集団発生も依然として多い。」として「受験生や、高齢者などの重症化が懸念される人たちを守るためにも、引き続き対策を心がけてほしい」と呼びかけています。