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「かづの牛」がGIに登録!脂身が少なくヘルシーな赤身が特長 秋田県内6例目

2025年1月30日 11:51
「かづの牛」がGIに登録!脂身が少なくヘルシーな赤身が特長 秋田県内6例目

脂身が少なく、ヘルシーな赤身が特長で、鹿角市と小坂町で飼育されている「かづの牛」が、国のGI・地理的表示保護制度に登録されました。

GIへの登録は、県内6例目です。

GIは、その地域ならではの農林水産物や食品を、国が地域の財産として保護する制度です。

「かづの牛」は、国内での生産量が極めて少ない「日本短角種」で、鹿角市と小坂町で飼育されています。

認知度不足と生産者の大幅な減少が大きな課題となっていて、その改善を図ろうと、6年以上前に、GIへの登録が申請されていました。

「かづの牛」は、古くから、夏の間は山間部で放牧され、大自然の中でのびのびと育てられます。

その肉質は、脂肪分の少ない赤身で、おいしさのもととなるアミノ酸のほか、鉄分・ミネラルが豊富に含まれています。

秋田県畜産農業協同組合 鹿角支所 湊新吾 支所長
「かづの牛やめてしまった方もいるんですけども、その方たちにも本当に報告したいぐらい、うれしいことでありますね。今回の登録につきましては」
「食べてもらうと魅力はすぐ分かると思いますので、その辺が広がっていければなと思いますし、またこのかづの牛を飼ってみたいという担い手の方が増えていただければ、本当にいいことかなと思っております」

GIへの登録は、「大館とんぶり」や「いぶりがっこ」などに続き、県内6例目で、畜産関係では初めてです。

最終更新日:2025年1月30日 11:51
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