「愛知の支え合う暖かさを全国に発信したい」 “寝たきり社長”が愛知県の広報大使に就任県の魅力を発信へ
愛知県の魅力を全国にPRする広報大使に、「寝たきり社長」として活動する佐藤仙務さんが就任しました。
「LOVE あいちサポーターズあいち広報大使」に就任したのは、愛知県東海市に住む佐藤仙務さん(33)です。
佐藤さんは、生後10か月で、難病に指定されている「脊髄性筋萎縮症」を患い、ほぼ寝たきりの生活を送っています。
佐藤さんは、重度の障害がありながら19歳のときに会社を設立。自らを「寝たきり社長」と呼び、講演会活動など幅広く活躍していて、今後は、日々の活動を通じ愛知県の魅力を全国に発信するということです。
佐藤仙務さん:
「愛知県が障害がある方を応援してくれる場所というか、支え合う温かさがあるということを全国に発信していきたい」
佐藤さんは2022年から県立特別支援学校の生徒の就労支援もしていて、大村知事は「障害のある子どもの希望になってほしい」と話しました。
2011年から始まった「LOVE あいちサポーターズ制度」で障害のある人が広報大使となるのは初めてです。