2025年4月、明和、津島、半田、刈谷の4つの県立高校に付属中学校が併設され、県内として初めて公立の中高一貫校が開校します。

愛知県教育委員会は9日、志願者数を発表しました。

最も多かったのは、明和高校付属中学校の普通コースで、80人の募集に対し1364人が出願し、倍率は17.5倍となりました。明和の音楽コースは募集20人に対して志願者数が36人で1.8倍です。

刈谷の普通コースは募集80人に対し、818人で倍率約10.2倍。半田の普通コースは募集80人に対し395人で倍率約4.9倍。津島の国際探究コースは募集80人に対し165人で倍率約2.1倍。

県教委の担当者は「志願者数はおおむね予想通りで、中高一貫教育への期待が数字に表れた結果」としています。

県立の中高一貫校は高校受験に影響を受けず、生徒が興味のあることに継続して打ち込める学校作りを目指すもので、2026年度にはさらに5校が開校する予定です。

1次選抜は2025年1月11日に実施。1次合格者は18日にある2次選抜に進み、最終合格者の発表は24日です。

志願者が多い明和高校付属中学では、1次試験の会場を2か所に増やし、対応するとしています。