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「一番ハッピーにしてくれるのはあなた自身」pecoさんが思う“ママ”とは?

2024年10月14日 19:18
「一番ハッピーにしてくれるのはあなた自身」pecoさんが思う“ママ”とは?

福島民友と共同でお送りするふくしま子育て応援隊。今年5月、ベストマザー賞を受賞したpecoさん。6歳の息子さんに愛情いっぱいに向き合うpecoさんにお話を伺いました。

Q 今子育てではどんな毎日送ってらっしゃいますか?
pecoさん
「のんびりVS大阪のせっかちの日々戦いですね。」Q「どんな戦いになるんですか。」pecoさん「一番多いのは、朝学校行く前に『もう、はよしい言うてるやろ!』みたいな。息子はもう全然『(空を見つめて)・・・・・・』みたいな、何もしないこの時間が、ただ止まってる時間とかがあって、もうそれ見て、『い~!(怒)』ってなって笑『はよ手動かし!』みたいな感じの毎日です」


Q 子育てで大切にされててることは何ですか?
pecoさん
「一番はもう自分のことが好きでいられる大人にこれからもなってほしいなと思うので」「(息子に)あのね、あなたのことを一番ハッピーにできる誰だと思うって聞いてみたら、『ママ』って言ってくれたんです。それもそれですごい嬉しかったんだけど。『とっても嬉しい。ママもあなたにすごくハッピーにしてもらってるよ。でもママじゃなくて、一番ハッピーにしてくれるのはあなた自身なんだよ』っていう話をしてからは『あ、そうなんだ』って。どこまでわかってるかわかんないんですけど、聞いてくれて。」「自分の幸せは自分自身がまず幸せであること。人に幸せにしてもらうのではないという軸で私はすごく自分の人生が大きく変わったというか、そのおかげで自分は今の自分があるなってすごく思うからこそ、息子にもやっぱり自分が好きだと、それは何よりもの味方だしパワーだと思うから」


その根底には自分の意思を尊重してくれた 母の存在があると言います。

pecoさん
「(高校生の時)おしゃれ大好きだから、髪をブロンドにしたかったんですよ。そんなの絶対許されない学校だったんですけど。お母さんに『どうしても髪の毛を染めたい』って言ったら、多分普通、私も多分、『そんなあかん。学校があかんねんからあかんよ』って言ってしまいそうなんですけど、私の母は『ほんなら、黒いウィッグかぶって学校行ったら?』って言ってくれたんです。私はその時はそんなにお母さん♪とか思ってなかった。ありがたみをわかってなかったんですけど、やっぱり大人になってこの話をすると、『えー逆でしょう。普通、休日にブロンドのウィッグかぶりなさいってみんな言うと思うよ』って。確かになと思って。


去年、大切な家族を亡くし、6歳の男の子を育てるペコさん、今年5月、ベストマザー賞を受賞しました。

pecoさんの受賞スピーチ
「正直、私たち家族の中には色んなことがありました。でも、どんな時でも自分がママであることが、自分自身をすごく強くしてくれて、ここまで来られました」

pecoさん
「出産するときに、息子がお腹にきてくれた時点で」「やっぱり自分の気持ちを優先するんじゃなくて、子供が一番ハッピーで安心して暮らせる過ごせる環境を作ってあげることが、何より私とか親のするべきことだなって私は思ってたので」


そして、全ての親がベストマザーファーザーーだと言います。

pecoさん
「完璧なママなんていないと思うし、なんならその完璧じゃない姿が私は完璧だと思うんです。一生懸命お子さんに向き合ってる姿が、本当にそれだけで100点満点だと思うし。だから私も100点満点だし♪笑。」「自分のことをたくさん褒めて、もう緩く。全然これできなかった、じゃなくて、できるわけないよこんなこと!ぐらいの気持ちで緩く、自分に甘く優しく、ママもパパもお子さんと暮らしてる方、みなさんやってほしいなと思います」

実はペコさん、自分のお母さんがペコさんを育てる中で唯一願っていたのが、ペコさんが自分を好きであることだったと大人になってから知って、大成功だよ!お母さん、と思ったそうです。人生のどんな時も、自分って素晴らしい、自分なら何とかなると思える気持ちを子どもに持たせられるというのは、親から子への最高の贈り物、愛そのものだと感じました。

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