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未来の市長を決める模擬選挙 候補者役の高校生が政策「テーマパークを作る」「水害に強い町に」現実の投票率アップなるか 福岡

2025年2月17日 6:31
未来の市長を決める模擬選挙 候補者役の高校生が政策「テーマパークを作る」「水害に強い町に」現実の投票率アップなるか 福岡

低迷する若い世代の投票率を高めようと13日、福岡県久留米市の高校で模擬選挙が行われました。

久留米市の南筑高校で行われたのは「未来の久留米市長選挙」です。久留米大学と市の選挙管理委員会が企画した模擬選挙で、3年生およそ200人が参加しました。

■候補者役の高校生
「安心安全な街。素晴らしい人材を多く輩出する街。産業都市を軸に政策を行っていこうと思います。」

候補者役の3人が「久留米市にテーマパークを作る」「水害に強い町にする」など、街を発展させるための政策を発表。演説を聴いた有権者役の高校生たちが、実際の選挙で使われる投票用紙や投票箱を使って、一連の手順を体験しました。

■森田藍さん(18)
「自分の一票が久留米市の未来を決めると思うと、しっかり公約を見なきゃなと思いました。」

■当選した候補者役・長岡優牙さん(18)
「ニュースを見ていると、高齢者の投票率が大半を占めていて、若者の意見が政治に取り入れられていない。僕たちが伝えて、若者の投票数が増えたらいいなと思います。」

去年の衆議院議員選挙では、10代の投票率は39.87パーセントで、福岡県全体の平均を下回りました。

企画した久留米大学は、3月に行われる福岡県知事選挙に向けても「自分の意思を主張するために参加してほしい」と生徒たちに呼びかけました。

※FBS福岡放送めんたいワイド2025年2月13日午後5時すぎ放送

最終更新日:2025年2月17日 6:31
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