貝殻は色鮮やか 味はホタテに似て甘み 特産ヒオウギガイの出荷が本格化 天草市苓北町
箱詰めされたヒオウギ貝
天草郡苓北町で、年末年始の贈答用として特産のヒオウギ貝の出荷が本格的に始まりました。
ヒオウギ貝は、紫色や黄色など色鮮やかな2枚貝で、味はホタテに似ていて甘みがあるのが特徴です。福島水産の作業場では、1年半ほど育てて10センチ前後になった貝を箱に詰める作業が行われました。
今年海水温度が高かったことから生育が心配されましたが、10月から水温が下がり、例年通り美味しい貝に仕上がったということです。
■福島水産 福島剛士専務
「貝柱の刺身と浜焼きなど色々な食べ方がありますので、皆さんぜひ食べてみてください」
出荷は12月末頃ピークを迎え、年内に出荷量の9割となる18万個を見込んでいます。
最終更新日:2024年12月3日 19:29