『大人の社会科見学』普段は絶対に入ることができない空港の裏側を潜入取材
普段、入ることができない熊本空港の裏側に潜入取材しました。迫力ある映像がたっぷりの「大人の社会科見学」、清家康広アナウンサーの取材です。
■清家康広アナウンサー
「熊本空港にやってきました。帰省の際に利用する人も多いと思いますが、今日は普段絶対に入ることができない、空港の裏側を取材していきます」
それではさっそく潜入取材へ!案内役は、飛行機の誘導や荷物の積み下ろしなどを行う西鉄エアサービスの米村圭史さんです。
通常、私たちがターミナルビルから飛行機に乗る時に通るブリッジの下の作業エリアに来ました。一般客が絶対に入ることができないエリアです。
■清家康広アナウンサー
「普段上しか通らないですけど、下から見る景色もすごいですね」
■西鉄エアサービス 米村圭史さん
「そうですね。なかなかここから見られる一般の方はいらっしゃらないので」
■清家康広アナウンサー
「私たち普段はこの上を通っているということですもんね」
■西鉄エアサービス 米村圭史さん
「そうです。この固定橋を通って飛行機の中へ乗って行かれるので」
熊本空港で働くスタッフは約1000人。このうち、接客以外で飛行機の運行に携わる人は1便に約10人です。
東京からの便が到着しました。JALのボーイング767、全長は約55メートル、全幅は約48メートルです。
■清家康広アナウンサー
「迫力がもう全然違いますね」
着陸した飛行機を駐機場所に誘導する業務を、マーシャリングといいます。飛行機の旋回や停止をつかさどる責任重大な仕事です。
巨大な飛行機が目の前に迫り…停止線ぴったりで止まりました。
すると動き出したのが、飛行機に乗る時に乗客が使う搭乗橋、パッセンジャーボーディングブリッジです。時速約5キロで機体にギリギリまで近づきます。機体の価格は約100億円、操作は慎重に…。
■清家康広アナウンサー
「つける時は、かなり緊張感がありますよね?」
■作業する人
「唯一、機体に接触させる機材なので、とても神経を使って緊張感のある状態です」
お見事!ぴったり期待に装着しました。
■清家康広アナウンサー
「今、ドアが開いていますね。なんだかトランスフォーマーのように。機体が開いて、あの中に荷物が入っているということですか?」
■西鉄エアサービス 米村圭史さん
「そうです。貨物がコンテナで搭載されてきます」