東海大学熊本キャンパスで19日、学位授与式が行われ、465人が学び舎を巣立ちました。

熊本キャンパスの体育館で行われた学位授与式では、木之内均キャンパス長から学位記が授与されました。学部生と大学院生465人を代表し、基盤工学部の山根稜凱さんが謝辞を述べました。

■卒業生代表 山根稜凱さん
「コロナ禍に伴い入学式も行えず、新たな仲間とも顔を合わせることができませんでした。職員の皆様も初めてのことで手探りではあったと思いますが、手厚いサポートのおかげで卒業を迎えることができました」

この日、旅立ちを迎えたのは、熊本地震で被災し農学部が移転した益城町のキャンパスで学んだ最初の世代です。
■農学部の卒業生
「農家さんのところに行って、ここでしかできないような経験ができて、将来に生かせるようなことができました」

コロナ禍で学んだ知識や技術を活かし、3割が県内に、7割が県外に就職するということです。