「きょうは気をつけてよろしくおねがいします」

産山村の農場に集まったのは東海大学の学生10人。始まったのは牛舎での「お手伝い」です。この取り組みは農家や牧場での仕事を通じて実践的な知識や技術を学ぼうと農学部の学生らが企画しました。学生にとって「学びの場」となる一方、人手不足に悩む山間地域の農家を支援するねらいもあります。この日は、牛の体調を管理する首輪をつける作業などをしました。

■農学部の学生（2年）
「はじめての体験でとても楽しいです。牛ってかわいいなと思いました」

■カミチクファーム阿蘇産山農場・折竹佑介農場長
「牛のことを分かってもらって、やってみたいと思ってもらえれば」

また、トマト農家では収穫作業などをしました。

■農学部の学生（2年）
「農家になりたい気持ちがあるので技術はもちろん経営のこと、どういう作業をしてどれくらいのお金がかかっているのか聞いてみたいと思っています」

学びながら農家を支援するこの取り組みは8日まで行われます。