×

まるで果物!? 甘いサラダタマネギ収穫にカスミソウ出荷 天草でそれぞれ最盛期

2025年2月25日 19:17
まるで果物!? 甘いサラダタマネギ収穫にカスミソウ出荷 天草でそれぞれ最盛期
天草市のサラダタマネギ

天草市五和町では、「サラダタマネギ」の収穫が始まっています。天草地区の7戸の農家でつくる出荷組合が独自の肥料で栽培する超極早生品種の「スーパー春一番」は、高い糖度が特徴です。

周詞新介さんの25アールの畑では1月29日から収穫作業が始まり、葉を切り落として乾燥させた後、大きさなどを選別して箱詰めしていました。暑さの影響で苗が順調に育たず植え付けが遅れたことから、ことしは例年より2週間ほど遅い収穫となったものの、形は良く糖度も高く仕上がりました。周詞さんによりますと、糖度は11.8度あるものもあり、フルーツのように甘いということです。

■周詞新介さん
「やはりサラダで食べるのが一番おすすめだと思う」

主に県内向けで3月中旬頃まで出荷されます。


一方、卒業や入学シーズンを前に上天草市では「カスミソウ」の出荷が最盛期を迎えています。
「JAあまくさ」では13戸の農家がカスミソウ栽培していて、成田誠さんの農業用ハウスでは7分咲になった花を選びながらハサミで切り取っていました。

「カスミソウ」はヨーロッパ原産のナデシコ科の花で、細い枝の先に霞をかけたように白く小さい花を咲かせます。

■成田誠さん
「他の花と一緒に飾れば見栄えが良いのでぜひ買ってください」

成田さんの畑では、ことし5月の「母の日」頃まで出荷する予定です。

最終更新日:2025年2月25日 19:17
熊本県民テレビのニュース