児童数減少などで小中学校を再編 小中一貫の村立球磨清流学園の開校式
児童数の減少などから小中学校を再編し、新たに小中一貫校となった球磨村の村立球磨清流学園の開校式が8日、行われました。
開校式には、在校生や保護者、村の関係者など約250人が参加しました。校旗が村から学校に渡された後、村山茂校長が「みんなで助け合って笑顔で登校できる学校を作っていきましょう」とあいさつしました。
その後、児童・生徒を代表して生徒会長の水篠聖良さんが決意を述べました。
■児童生徒代表 生徒会長の水篠聖良さん
「相手を敬い、自分の力で何事にも挑戦し、新しいものを自分たちでつくり出すことを意識して、これからの学校生活を過ごしたいと思います」
球磨村では、2020年の熊本豪雨で球磨川沿いにある渡小学校が大きな被害を受けました。新たな学校の新設も浮上した中、児童数の減少などもあり、小学校2校と中学校1校を再編し、小中一貫の義務教育学校、球磨清流学園が開校しました。9日は、開校して初めての新入生となる1年生の入学式が行われます。