県南の観光路線「肥薩おれんじ鉄道」。20周年を記念して新たにお披露目されたのは？

八代市と鹿児島県薩摩川内市を結ぶ第3セクター「肥薩おれんじ鉄道」。
九州新幹線の部分開業に合わせJR九州から在来線の116.9キロ区間を引き継ぐ形で運行を始めました。
車窓から絶景が楽しめる観光路線として走り続けて20年。熊本豪雨やコロナ禍を乗り越えて節目の日を迎えました。

■肥薩おれんじ鉄道・古森美津代社長
「20周年の節目を迎えられました。この鉄道が必要だと支えてくださった沿線の皆様のおかげです」

記念式典ではオレンジ色のラインが入った新しい制服もお披露目されました。さらに…。

■鉄道ファン
「オレンジを基調としていて、とてもいい車両になってるなと思います」

鉄道ファンも注目していたのがこのラッピング列車！社員考案の新しい公式キャラクター「ディーゼルガールズ」がデザインされています。

■列車を見に来た人
「開業初日の出発式もこうやって見ましたし初めて鉄道に接したのがこの路線だったので、それから形を変えてもこうやってずっとおれんじ鉄道として20年間走り続けてきたことがほんと嬉しいです」

開業から20年。これからも地域をつなぐ貴重な足として走り続けます。