「仙台市野草園」に春が来た!冬季閉鎖終え開園、ユキワリソウにフクジュソウ
19日までの冷え込みが落ち着き、日差しにはこの時期らしいぬくもりも感じられた20日の春分の日。
仙台市野草園が、冬季閉鎖を終え開園しました。
齊藤千紘記者リポート
「きょうから開園している仙台市野草園では、黄色い鮮やかなフクジュソウをはじめ、この時期にしか咲かない様々な植物がみられ、春の訪れが感じられます」
仙台市太白区の大年寺山にある仙台市野草園は、今年で開園71年を迎えます。
毎年、開園日には植物の観察会が開かれていて、参加した市民よそ50人がグループに分かれて園内の散策を楽しみました。
ボランティアガイド
「曇りなので花が閉じているかもしれない」
見つけたのは、紫色の小さな可憐な花「ユキワリソウ」。
参加者は、ボランティアガイドの説明に聞きながら早春の草花を楽しんでいました。
□参加者
「ようやく春が来たという感じ。嬉しい」
「春を感じた。来てよかった」
濃い紫色の葉に黄色い花。
僧侶が座禅を組む姿に似ていることから、その名がついたザゼンソウです。
現在、仙台市野草園では約20種類の草花を観察できるということです。