商品券問題“歴代首相が行っていた慣習だったのでは” 立憲が追及
石破首相が自民党新人議員に10万円の商品券を配った問題で、立憲民主党の杉尾議員は、歴代総理が行っていた慣習だったのでは、と追及しました。
立憲民主党・杉尾議員「長年しみついた金銭感覚そのものなんですよ。総理が真に反省しているというなら、自らうみを出し切るしかないんじゃないですか。官房機密費を含めた歴代総理総裁の金の使い方にメスを入れるべきじゃないですか、どうですか」
石破首相「自民党の文化ではないかとか、うみを出し切るべきではないかというのは、党において、適切にそれは判断をさせていただきます」
杉尾議員はまた、立憲民主党などの野党が、企業・団体献金の禁止法案を提出した中で、石破首相に対して「反省しているなら政治とカネの問題にけりをつけよう」と賛成するよう求めました。これに対して、石破首相は「論理を詰めないと本質を見誤る。企業・団体献金を適法に行う事だ」と反論しました。
一方、自民党の大岡敏孝衆議院議員は、2012年の初当選後当時の安倍首相と公邸で会食したあと、政権側から商品券のようなものを受け取ったことがあると明らかにしました。
自民党・大岡議員「我々初当選してきた、厳しい選挙を勝ってきた若手に対して、激励のつもりでいただいたものだと思ってました」
大岡氏は「党から頂いたものだと思っていた」とした上で、「立場が上の者が矢面に立ってちゃんと説明をし、問題を収束させるべきだ」と述べました。