<シーズンインにしては”雪質は十分”>蔵王町のスキー場オープン 宮城県内のトップを切って(宮城)
12日は、11日にも増して寒さの厳しい一日となった。
こうした中、宮城県内のトップを切って蔵王町のスキー場が、12日にオープンした。
12日午前9時。ゴンドラの乗り場に向かう皆さんが目指すのはー。
遠藤記者リポート
「きょうオープンしたみやぎ蔵王えぼしリゾートのスキー場です。みなさんがスキーやスノーボードを楽しんでいます」
標高およそ1100メートルにある石子ゲレンデ。
先週降り積もった雪に加え、人工降雪機も稼働させたことで、積雪は40センチほどになり、宮城県内のスキー場のトップを切って12日にオープンした。
平日にもかかわらず、オープンを待っていた人達が県内外から数多く訪れ、白銀のゲレンデを気持ちよさそうに滑り降りていた。
訪れた人は
「気持ちよく滑りましたね。シーズン待ってましたという感じです」
「シーズンインにしては、雪質は十分かなというところで。きょう天気も良かったので、気持ちの良い滑走が出来ればなと思っています」
みやぎ蔵王えぼしリゾート・若生孝弘さん
「去年は暖冬ということで、なかなか滑走の機会や雪と触れ合う機会が少なかった方も多かったと思うんですけれど、(今シーズンは)たくさん山に来て頂いて、楽しんで頂ければと思います」
このスキー場では、昨シーズンよりおよそ2万人多い7万6千人の来場を見込んでいるという。
なお、宮城県内では13日に大崎市「オニコウベスキー場」が、14日土曜日には仙台市「スプリングバレー仙台泉スキー場」などがオープンする予定。