パステルカラーがトレンド!? 時代に合わせて変化する五月人形 大谷翔平選手の“あの”パフォーマンスも影響
男の子の健やかな成長を願います。いま、時代に合わせたバラエティー豊かな五月人形が登場しています。
5月5日の「端午の節句」で飾る鎧兜(よろいかぶと)などの五月人形。古くから男の子の身を守り、健康に成長する象徴として飾られてきましたが、そこに今、変化が起きています。
三好亜美 記者
「今年発売されたこちらの五月人形ですが、従来のものとは違って鮮やかなカラー展開となっています」
今までの勇ましいイメージを払拭するパステルカラーが印象的なかぶと。5色展開されていて、青は「大きく羽ばたいてほしい」、緑は「すくすく成長してほしい」など、それぞれの色に合わせた願いが込められています。
人形のはなふさ 英尚樹 取締役
「近年”推し活”という言葉を耳にすると思うんですけど、キャラクターやアイドルを応援したり愛するというような活動を端午の節句・五月人形でも取り入れたらなと思って展開しました」
また、近年の傾向として、住宅のインテリアにマッチするような白や木目を基調としたコンパクトな五月人形も売れ筋になっているといいます。
来店した人
「びっくりしました。近代的な大きいのしか知らないからすごいコンパクトだなと思って」
さらに先日、結婚を発表したあの人で話題になったものも今年注目されています。
人形のはなふさ 英尚樹 取締役
「大谷選手がホームランを打った後にパフォーマンスとしてかぶっていたような着用かぶとがとても人気です。お子様が成長したときにかぶれるような重さ・サイズになっています」
大谷選手がホームランを打った後に「かぶとパフォーマンス」をするようになってから着用かぶとの問い合わせが増加。売り切れる商品もあったといいます。
男の子の健やかな成長を願う五月人形。時代に合わせて様々な変化を遂げています。