5月も紫外線に注意が必要 最新の紫外線対策グッズを調査 近年では男性用日傘の売り上げに変化
徐々に暑さの増してきた今の季節。気になってくるのが「紫外線」です。これから対策を、と思っている人も多いかもしれませんが、実は、5月も注意が必要です。
三好亜美 記者
「正午の鳥取市です。外に出てみると短時間でも日に焼けてしまいそうな日差しです」
5月も中旬になり、暑さが増してきた山陰地方。5月15日の最高気温は、鳥取県鳥取市で28.0℃、米子市で25.8℃、島根県松江市で26.7℃と多くの地点で夏日となりました。そんな中、気になってくるのが「紫外線」。15日も街では日傘をさす人の姿が見られました。
街の人
「朝、日焼け止めは塗ってます」
「サングラス。まぶしいから」
「7・8・9月くらいは日傘をさしてます。ほんとはやらなきゃなって思ってるんですけど。まだかなって」
紫外線対策は、もっと暑くなってから、と思っている人も多いかもしれませんが、実は、5月の紫外線も要注意なんです。紫外線が最も強いのは8月。しかし5月もピーク時の約9割の紫外線が降り注いでいます。また、紫外線には、「UVA」と「UVB」の2種類があり、5月は「シワ」や「たるみ」の原因になるUVAが強く出ているということです。
そんな中、鳥取市内のショッピングモールを訪ねてみるとー。
イオン鳥取北店 椎村正子 雑貨マネージャー
「こちらのコーナーが4月からUV対策の商品を展開しております。おかげさまでゴールデンウイークもそうですし、母の日対応としても日傘のほうは150%くらい伸長しております」
取材した店舗では、4月から紫外線対策商品のコーナーを設置。日傘が去年の同じ時期に比べて約2倍の売り上げになっているといいます。特に人気だというのがー。
イオン鳥取北店 椎村正子 雑貨マネージャー
「(傘を指して)こちら男性に向けた晴雨兼用傘になっております。焼きたくないという男性も増えてますし、やはり涼しいというメリットを実感される方が増えてきているというのが実情だと思います」
近年売り上げを伸ばしているというのが、男性用日傘。カバンを持たない人でも持ち運べるようカラビナがついている日傘や、体の大きな男性でもすっぽりと入れるよう傘のサイズが大きめに作られているものも人気だといいます。そして、女性用日傘にも変化がー。
イオン鳥取北店 椎村正子 雑貨マネージャー
「ポシェット型の晴雨兼用という形で持つのにも新しい形というのが提案されています。閉じたときでも持ち運びがしやすいというのがポイントになっています」
小さなカバンでも日傘を持ち歩きたいというニーズに合わせ、肩にかけて持ち歩けるようケースがついた日傘が登場しました。
イオン鳥取北店 椎村正子 雑貨マネージャー
「これから夏にかけて突然の雨とかも降ってまいりますので、それにも対応したはっ水加工も充実しておりますので、男性の方にもぜひ紫外線対策として活用していただきたいと思います」
さらに紫外線の強くなるこれからの季節。男女問わず、自分の生活スタイルに合わせた紫外線対策グッズを活用してみてはいかかでしょうか。