七戸町で開かれている描かれた女たち展の作品紹介。きょうはアンリ・マティスの「赤い室内の緑衣の女」のための習作です。

「赤い室内の緑衣の女」のための習作はフランスの画家アンリ・マティスの作品です。

★日動画廊　冨士根智之さん
「こちらの本画の油絵は、ひろしま美術館さんに入っているものなんですけれども、こちらは墨で描かれた、大変珍しい作品になります　赤い室内の中の婦人がいるという絵になりますが、こちらは下絵というか、本画の前に描いたものになるので、大変貴重だと思います。」

「色彩の魔術師」と呼ばれたアンリ・マティスの表現力は、白と黒だけの作品でも色が浮かび上がってくるかのようです。

★冨士根智之さん
「やはり油と違った魅力がありますので、線とかそういったものもはっきり出てくるので、魅力のひとつだと思います　日本にはあまりマティス自体がないんです　そういう意味では見る機会が非常にないので、いい機会なので見ていただければなと思います」

描かれた女たち展は10月14日まで開かれています。