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競泳・池江璃花子が涙「なんのために今日まで頑張ってきたのだろうと...」100mバタフライで決勝進出かなわず【パリ五輪】

2024年7月28日 12:32
競泳・池江璃花子が涙「なんのために今日まで頑張ってきたのだろうと...」100mバタフライで決勝進出かなわず【パリ五輪】
バタフライ女子100m準決勝で敗退し、涙を見せた池江璃花子選手(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
◇パリオリンピック 2024 競泳 女子100mバタフライ 準決勝(日本時間28日、ラデファンス・アリーナ)

女子100mバタフライの準決勝に出場した池江璃花子選手が、57秒79のタイムで1組目6着となり、決勝進出はかないませんでした。

レース後、涙ながらにインタビューに答えた池江選手は「なんのために今日まで頑張ってきたのだろうと、そういう気持ちです」と率直な気持ちを明かしました。

上位16人が駒を進めることができる準決勝に、全体14位で臨んだ池江選手。「予選は自分の良さを活かせないレースだったので、とにかく前半からしっかり行こうと思った。(コーチから)2本目の個人のことは考えずに行けと言われていた。100のレースでうまく泳げないことには意味ないし、すごく調子も良かったので一番は残念な気持ちでいっぱいです」と無念の敗退となったレースを振り返りました。

最後には、インタビュアーを務めたリオ五輪金メダリストの萩野公介さんから「進化を見たレースだった」と声をかけられ、抱擁を交わした池江選手は、「来年で代表に入って10年になる。すごい悔しくて情けないレースをしたなと思うけれど、少しでも自分の良いところを活かそうと思ったレースはしたつもりだった。結果的には悪かったですけど、明日からはしっかり自分はチームのために行動したいと思うし、一人でも多くの選手が、特に後輩の平井瑞希選手には自分の分まで心から頑張って欲しいなという気持ちです」と思いの丈を述べ、同組に出場し全体7位で決勝進出を決めた平井選手にエールを送りました。

なお、平井選手が出場する決勝は、日本時間29日午前3時40分に行われます。
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