松山市の満開桜を探して…ロープウェイ駅舎では“愛媛の春”描写の「笑点」ふすま絵を公開
水口気象予報士:
「こちらの歩道沿いにはずらーっとサクラの木が植えられていて、サクラのトンネル。満開のサクラの下を歩いて楽しむことができるんです」
松山市御幸の川沿いを春色に染める14本のソメイヨシノ。多くの人にサクラを愛でてもらおうと5年前からは、地元・清水地区のまちづくり協議会が夜にライトアップをするなど、地域のサクラとして親しまれています。
きょうは時折、桜吹雪が舞う光景も見られ、風情を感じる春の陽気となりました。
散策の男性:
「きょうは最高ですね。花びらが舞っているのはやはりいいですよね。これはこれで風情があって」
近所の女性:
「見に来たのは2回目です今年。 川沿いにしだれて豪華ですよね」
サクラの木の下で写真を撮っていたのは…入園式を終えたばかりの親子。
入園式後の親子:
「ちょうどサクラ咲いているから よかったです」
Q入園式はどうでしたか?
男の子:
「たのしかった」
母親:
「元気に楽しく行ってくれたらいいかなと」
清水地区まちづくり協議会によりますと、サクラは今週いっぱいが見頃、ライトアップは来週火曜日まで行われるということです。
水口気象予報士:
「松山市内のサクラは少し散り始めているものもありますが、こちら松山城のロープウェイ乗り場には、まだ1輪も散っていない桜があるということです」
それが…松山城とともに描かれた満開のサクラです。
松山城を訪れた観光客や市民に楽しんでもらおうと、去年2月に松山市で公開収録が行われた、テレビ番組「笑点」の舞台セットとして使われた襖絵が展示されています。
縦横2メートルあわせて4枚の襖には、松山城を彩る満開のサクラの他、タイや、襖の縁にはミカンも描かれ、“愛媛の春”を感じる作品となっています。
笑点のサクラは、今月14日まで散らずに…松山城のロープウェイ駅舎で見ることができます。