「若い方にも漬けてほしい」砥部町の特産“七折小梅”の収穫はじまる 糖度高い仕上がりに
愛媛県砥部町の特産「七折小梅」の収穫が始まりました。
砥部町七折地区では、ななおれ梅組合に加盟する20戸の生産者がおよそ15ヘクタールの園地で梅を栽培しています。
きょう一斉に今シーズンの収穫が始まりました。このうち、竹内勝さんの園地では家族4人でひとつひとつ丁寧に手作業で梅を摘み取っていました。
JAえひめ中央によりますと、今シーズンは去年の夏の少雨や暖冬の影響で、例年よりも収穫量は少ないものの太りはよく、糖度の高い実に仕上がっているということです。
ななおれ梅組合 竹内勝 組合長:
「七折小梅は梅干を作る過程で失敗することはまず無いんです 。梅干しづくりは簡単な作業ですので、日本の伝統として若い方にも漬けていただきたいと思っております」
七折小梅の収穫は来月上旬まで続き、主に県内の産直市やスーパーなどへ出荷されます。