「頭を守って廊下に逃げた」地震発生時の児童クラブ 7月末に避難訓練を行い 大きな混乱なし
8日に宮崎県沖で発生した地震を受けて、気象庁は南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。
大分県内でも警戒の動きが広がっています。
南海トラフ地震で最大13.5メートルの津波が予想されている佐伯市では災害対策本部が設置され、今後1週間程度警戒を強めていくということです。
◆TOS鹿島佑里記者
「夏休みで多くの子どもたちが集まるこちらの児童クラブでは、きのうの南海トラフ地震臨時情報を受け入り口付近にこのように避難グッズを準備している」
海から1.5キロほど離れた佐伯市の児童クラブでは奥の部屋に置いてあった非常食や救急用品などが入ったバッグを入口の近くに移動させました。
また、7月末に避難訓練をしていたため8日の地震発生当時はおよそ20人の子供がいましたが、大きな混乱は無かったということです。
◆児童クラブの子供
「(地震が起きたとき)頭を守って廊下に逃げた。災害用バッグを準備して水とかも用意して逃げたい」
児童クラブでは8日の地震を受け持ち出す防災グッズをさらに充実させるため見直しを行う予定だということです。