トレリンです。
3日は、秋、ゆったりとおうちで楽しみたい、和のお菓子をご紹介します。

（尾田リポーター）
「今回ご紹介するのは、清武町にある河野文菓堂。おやつや、贈り物にピッタリな、オリジナルのお菓子が人気のお店です。」

創業95年の老舗の酒店が8年前にオープンしたこちらのお店。酒店ならではの個性的なお菓子を提供しています。
中でもイチ押しは酒まんじゅう。お昼過ぎには売り切れる人気商品です。

（河野せい子さん）
「これまで日本酒に携わってきて、ぜひ蔵人達の想いをお菓子に込めたいと思い、最初に手がけたのが酒まんじゅう。しっとりした生地の中に、ほんのりお酒の香りがして、程よい甘さの餡とのバランスが絶妙です。酒店ならではの強みを生かすというところで、毎月月替わりでお酒を替えています」

食べ比べを楽しまれるお客様も・・・。
この酒まんじゅうに期間限定の栗あんバージョンが登場。秋ならではのおいしさを楽しめます。

（尾田）
「ふわふわです。鼻に抜ける日本酒の上品な香りがたまらない。栗餡の栗の風味が秋のおいしさですね」

（河野さん）
「こちらの栗餡は、国産の栗を使用していて、栗の風味と程よい甘さがマッチした秋の味覚です。またオリジナルのあまざけソフトクリームも看板メニューの一つ。栃木県の酒造メーカーから仕入れた酒粕を使用していて、他では味わえないおいしさです」

（尾田）
「うーん。酒粕が入っているということですが、洋酒ラム酒のような香りがします。素晴らしい香りです」

また店内には、全国のお菓子のセレクトコーナーも…
おすすめは、食べる直前に餡を詰めて楽しむ最中。いろいろなデザインがあって、お子さんにも喜ばれそうです。

また、いろんな料理と組み合わせた最中の新しい食べ方も注目されています。
（尾田）
「いろんな種類があってワクワクします」
「そしてこちらは、熊の最中のポテサラバージョンです。最中がサクサク！香ばしくて本当においしい。こんな食べ方もあるんですね。おつまみにぴったり」

（河野さん）
「実は最中は、アイスクリームにもぴったり。うちのソフトクリームと食べてみてください」

ソフトクリームを最中に乗せて頂くと・・・
（尾田）
「さくー！！感動としか言いようがないおいしいですね。これは絶対したほうがいいです」

このほか、チーズまんじゅうや焼酎を使ったお菓子など、オリジナル商品がいろいろ。イートインコーナーやベンチがあるので、購入したお菓子をすぐに味わう事もできます。

（河野さん）
「当店は手作りにこだわり、できたての物を、扉一枚はさんでお客様にお召し上がり頂いております。これからも、お菓子作りを通して酒文化を守り、伝え、そしてつなげていけたらと思います」

老舗の酒店が作る和のお菓子で、この秋、ほっこりティータイムを過ごしてみませんか？

【店舗情報】河野文菓堂
宮崎市清武町加納乙445
電話　0985（84）2001
火曜定休