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「ひつじトンネル」名前の謎 なぜ「ひつじ」という名称が? 日本唯一、干支の町

2024年8月20日 19:26

続夏休み特別企画!子供たちの素朴な疑問を徹底調査する「オシラベリンク」のコーナーです。今回は、宮崎市の小学3年生のあやねさんから質問をいただきました。

(質問)延岡市にある『ひつじトンネル』はどうして『ひつじ』という名前がついたのですか?

あやねさんは、五ヶ瀬町へ旅行に行った帰り道に『ひつじトンネル』を通ったそうなんですが、確かになぜ『ひつじトンネル』という名前なのか気になりますね。
ぞの由来を探ってきました。
『ひつじトンネル』があるのは延岡市北方町です。
(瀬良アナ)
「ひつじトンネルありました。イラストもあり動物の羊であることは間違いないようですが、周りにヒントとなるようなものもないですね…」

さらに詳しく調べるべく、延岡市教育委員会北方分室の小野さんに話を聞くと…。
(小野信彦さん)
「明治になってから江戸時代のやり方を新しくしようと、当時の村長が天文学に詳しかったので北方町の地名を時計回りに干支の番地を当てていった。」
北方町の地名に干支を当てていたなごりから「ひつじトンネル」と名づけられたそうです。

干支にまつわる場所は他にも…。
延岡市北方町早中巳にあるこちらのレジャー施設は…
(柳田真司支配人)
「延岡市北方町が日本唯一の干支の町になっていて、その干支の町にある施設なので『ETOランド』という名前になっています。」

さらに他の意味もあるそうで…
(柳田真司支配人)
由来は?「フランス語で『エトランゼ』という『異邦人』や『ここに来ると違う自分になれる』という意味も込められています。」

1996年に開業したETOランド。ゴーカートは全長600mで人気ナンバーワンのアトラクションです。
また、直角すべり台などのアスレチックやコイのエサやり体験、一棟貸しの別荘もあり、夏休みは多くの観光客が訪れています。

1987年から「干支のまちづくり」を進めてきた北方町。延岡市と合併した今も至るところに干支にまつわるものがありました。
(小野信彦さん)
「子供たちも『干支であなた何年ですか?』とか話すことはあまりないですよね。干支の言い回しは昔からありますので、おじいちゃん・おばあちゃんと話す機会に干支の話で北方町を少しでも思い出してもらえたら北方につくと干支の街灯などもあるので、なにかのときに来てもらいたい。」

ということで、アヤネさんの疑問「延岡市のひつじトンネルは名前の由来は?」の答えは「延岡市北方町が干支のまちだから」でした。

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