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値上げに次ぐ値上げの春 ビールや調味料など4000品目以上 暮らしに欠かせない水道・光熱費や電車の運賃も!

2025年4月4日 5:52
値上げに次ぐ値上げの春 ビールや調味料など4000品目以上 暮らしに欠かせない水道・光熱費や電車の運賃も!

新年度が始まった4月。暮らしに欠かせない食品や光熱費などの価格がさらに値上がりした。食品は4月1日から4225もの品目が値上がり。また、水道料金や電気料金、電車の運賃も値上がりした。値上げの主な要因は、資材や物流コストの上昇、製品の生産コストの上昇だ。消費者の不安が広がる中、夏にかけてさらなる値上げも予想されている。

値上げ前日のスーパーでは

値上げ前日、3月31日の夕方。スーパーのお酒売り場では、『4月からビールの出荷価格が値上がりする』とかかれた紙が隙間なく貼られていた。売り場には駆け込みで買いに来る人の姿が…

買い物客:
値上がりするからビールを買いに来た。晩酌は毎日する。輸送コストや色々な経費がかさむことがあるので、値上げはしょうがない。

国内大手ビールメーカー4社は、4月1日からビールやチューハイなどを5%から12%ほど値上げした。ビールは、メーカー側が商品の価格を定めずに小売業者に販売価格を一任するオープン価格での出荷のため、さらに値上がりする可能性もあるということだ。

続くコメの高騰、パックご飯も値上げに…

また、調味料や食用油、そしてコメの高騰が続く中、パックご飯の値上げも…

買い物客:
年金生活をしているから、結構困る。自炊をしているので、まずはお米。

買い物客:
お米が以前より非常に高い。困る。生活に関わるので困る。

食品以外の値上げも一斉に…

食品以外の値上がりもあった。まず水道、光熱費。九州電力によると、一般家庭の場合、4月使用分は3月よりも平均448円値上がりする見込みだという。理由としては、2025年1月から3月まで適用されていた政府の補助が終了するほか、再生可能エネルギー普及のため電気料金に上乗せしている賦課金の増額があげられる。

また、宮崎市では4月1日から平均で水道料金が9.0%、下水道使用料は19.71%値上がり。一般的な3人家族の場合、上下水道料金合わせて月5390円から月6147円と、750円余り値上がりするということだ。

29年ぶりにJR九州も値上げ

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